2020年の訪日外国人消費総額は7446億円、コロナ禍で4~12月の調査中止、2019年の4兆8135億円から大幅ダウン ―観光庁

観光庁は2021年3月31日、2020年の訪日外国人旅行消費額が7446億円と試算されると発表した。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で日本も水際対策として入国規制を実施。実質インバウンド需要が絶たれたのに伴い、4~6月期、7~9月期、10~12月期の調査を中止し、1~3月期の1人当たり旅行支出を用いて暦年の消費額を試算した。2019年の訪日外国人旅行消費額は4兆8135億円だったため、前年比では84.5%減に激減したと推測される。

なお、国籍・地域別のトップ5は、中国2536億円(構成比34.1%)、台湾1084億円(同14.6%)、香港576億円(7.7%)、米国456億円(同6.1%)、韓国429億円(同5.8%)の順だった。

国籍・地域別の訪日外国人1人当たり旅行支出と訪日外国人旅行消費額の詳細は下記のとおり。

観光庁:発表資料より

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