読売旅行が「観光振興部」設立、新聞・テレビなどグループの強みを地域活性化事業へ

読売旅行はこのほど、営業本部内に地域創生事業を手掛ける「観光振興部」を新設した。観光を軸とする、地域の活性化事業を、全国規模で強化していく。

同社ではこれまで、募集型企画旅行を主力とする事業展開で各地に送客してきた。しかし、今回発足した新部署では、同社の旅行事業に加え、新聞・テレビやスポーツ・文化事業など、読売新聞グループの強みを地域振興事業に活用する。

例えば、関係・交流人口の創出を目指すイベントや、読売出版社が商標登録している「鉄印帳」を活用した地方鉄道沿線地域の活性化、読売新聞グループならではの地域PRとプロモーション、ツアー商品造成・送客などで、ワンストップで地域の課題解決に対応していく方針だ。8月には、自治体関係者向けの説明会を開催する。

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