エミレーツ航空は、デジタル証明アプリ「IATAトラベルパス」の運用を全路線に導入する。同航空は今年4月に試験導入し、現在10都市への路線で運用しているところ。証明書発行に関しては、アラブ⾸⻑国連の新型コロナウイルス接触確認および医療記録管理の公式アプリ「Alhosn」と連携している。
IATAトラベルパスでは、新型コロナウイルス関連の最新渡航情報やPCR検査機関の所在地を確認できるほか、ワクチン接種記録や直近のPCR検査結果を含む医療記録を管理することが可能。同航空では、対象区域のフライトの利用者に対して、IATAトラベルパスの認証コードとアプリのダウンロード方法を記載したされたSMSとメールを送信している。