世界の航空会社の安全性やプロダクトについて格付けを行っているAirlineRatings.comが、2021年のベストエアラインを発表した。総合1位となる「エアライン・オブ・ザ・イヤー」にはカタール航空を選出。日系航空会社では、ANAが12位、JALが14位となった。
AirlineRatings.comによると、カタール航空は、革新性、プロダクト、業界におけるリーダーシップに加えて、コロナ禍でも重要な長距離路線の運航を維持し続けたことが高く評価された。また、同航空は、「ベスト・ビジネスクラス」と「ベスト・ケータリング」にも選出された。
昨年総合1位だったニュージーランド航空は2位になったものの、「ベスト・プレミアムクラス」「ベスト・エコノミークラス」「太平洋長距離エアライン」に選ばれた。
総合3位はシンガポール航空。部門別では「ベスト・ファーストクラス」を受賞した。
また、カンタス航空は「ベスト国内線航空サービス」と「ベストラウンジ」、ヴァージン・オーストラリア航空は「ベストキャビンクルー」、エミレーツは「ベスト機内エンターテイメント」に選ばれている。
このほか、LCC部門では、アジア太平洋ではジェットスター航空、ヨーロッパではイージージェット、南北アメリカではサウスウエスト航空がそれぞれ1位。LCCよりもさらに割安な「超低コストエアライン」では、ベトナムのベトジェット航空が1位となった。
総合トップ20エアラインは以下の通り。
- カタール航空
- ニュージーランド航空
- シンガポール航空
- カンタス航空
- エミレーツ航空
- キャセイパシフィック航空
- ヴァージン・アトランティック航空
- ユナイテッド航空
- エバー航空
- ブリティッシュ・エアウェイズ
- ルフトハンザ・ドイツ航空
- ANA
- フィンエアー
- JAL
- KLMオランダ航空
- ハワイアン航空
- アラスカ航空
- ヴァージン・オーストラリア
- デルタ航空
- エティハド航空