ワクチン接種後のリベンジ消費、やりたいこと1位は「国内旅行」、「すでに予約」は10%、お金の使い方は「変わらない」が最多

CCCマーケティングは、2021年7月21日~7月27日にかけて18~69歳の男女1502人に、インターネット上での意識調査「Tアンケート」で「リベンジ消費に関するアンケート調査」を実施した。それによると、ワクチン接種後に最もやりたいことの1位は国内旅行(22.7%)で、海外旅行(9.7%)も3位に入った。

ワクチン接種後にやりたいことに向けて、すでに予約・手配しているかどうかを尋ねたところ、国内旅行では「すでに予約・手配などをしている」人は9.8%、「これから予約・手配などをする予定」人は17.7%。時期については、最も多かったのが「2021年秋冬」で42.9%となった。

海外旅行については、「すでに予約・手配などをしている」人は1.1%、「これから予約・手配などをする予定」人は10.5%、実現したい時期は「2022年秋以降」が41.7%。

報道資料より

報道資料よりお金の使い方に関する質問では、「影響が出る前よりもお金を使うようになった」が10.9%、「影響が出る前と変わらない」が46.9%、「影響が出る前よりもお金を使わなくなった」が42.2%だった。

また、今後、新型コロナウイルスの影響が出る前の消費傾向に戻ると思うかどうかを聞いたところ、「影響が出る前よりも消費傾向が高まると思う」と回答をした人は23.2%、「影響が出る前と変わらないと思う」は51.0%、「影響が出る前よりも消費傾向が下がると思う」は25.8%となり、リベンジ消費への期待感はまだ不透明であることが分かった。

報道資料よりワクチン接種後の心情については、最も多かった回答は「油断できない」(63.5%)。「ホッとしている」(39.9%)、「まだ心配である」(30.3%)が続き、「自由だ」「ワクワクしている」との選択肢を選んだ人は1%とかなり低い結果となった。

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