観光庁は、第13回観光庁長官表彰の受賞者を発表した。魅力ある観光地づくりや魅力の発信など、観光の振興、発展に貢献した個人、団体を表彰するもの。今年度は以下の9個人・団体を選出した。
観光庁長官表彰受賞者(敬称略)
- 「燕三条 工場の祭典」実行委員会
- 旅館甲子園、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部
- 親川修氏(NPO法人バリアフリーネットワーク会議 代表)
- 井口智裕氏(株式会社いせん 代表取締役)
- 一般社団法人豊岡観光イノベーション
- 一般社団法人八ヶ岳ツーリズムマネジメント
- 株式会社かまいしDMC
- 伊根浦地区農泊推進地区協議会
- 島根県隠岐郡海士町
このうち、「燕三条 工場の祭典」実行委員会は、燕三条地域に集まるさまざまな「KOUBA」の見学や作業体験をできるイベントを開催。職人の後継者不足にも取り組んだ。コロナ禍ではオンイベントも継続的に実施した。
また、八ヶ岳ツーリズムマネジメントは、山梨県独自の認証制度「やまなしグリーン・ゾーン認証」と連携した新型コロナへの対応に加え、自然豊かな八ヶ岳のコースをEバイクで楽しむガイドツアーなど、新たなコンテンツを整備して来訪客の拡大に取り組んだ。