京都市内のホテル稼働率、11月は65.5%を予測、昨年のGoTo水準に回復へ、10月は39.1%で前月から大幅改善

京都市観光協会(DMO KYOTO)は、2021年11月の市内103ホテルの客室稼働率は65.5%に回復し、GoToトラベルキャンペーンがあった前年同月の63.2%(実績値)と同水準になる見込みを明らかにした。

10月の客室稼働率は前年同月比1.5ポイント減の39.1%だったものの、緊急事態宣言などが解除されたことから、前月の27%からは12.1ポイント増となった。しかし、前々年同月(86.1%)と比較すると47.0ポイント減。

10月の日本人延べ宿泊客数は前年同月比2.8%減の32万9741泊。前月からは60.2%増と大幅に改善した。前々年同月比23.1%減の20万5792泊となった。

一方、外国人延べ宿泊客数は、前年同月比19.4%増となったものの、前々年比99.5%減となり、ほぼ19ヶ月にわたって外国人観光客がゼロの状況が続いた。

報道資料よりまた、市内主要旅館31軒の稼働率は45.1%で、前月の11.5%から大幅に上昇。緊急事態宣言が明け、予定どおり修学旅行が実施された事が主な要因。調査対象施設中、月間20日以上休業した施設は全体の約2割を占めた(前月9月は約6割)。10月の販売可能客室数は、本来販売可能であったと考えられる客室数(月間延べ約2.3万室)の約7割程度となった。

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