ヴァージン・アトランティック航空、新たに約600億円の融資、2023年の黒字化目指す

ヴァージン・アトランティック航空は、株主であるヴァージン・グループとデルタ航空から新たに4億ポンド(約600億円)の融資を受けると発表した。内訳はヴァージン・グループから51%、デルタ航空から49%。同航空は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、苦しい経営が続いており、今回の融資によって財務基盤を強化する。

2021年11月8日に米国が英国からの旅行者に対して国境を開放して以降、旅客需要は回復しており、2022年のイースター休暇と夏季休暇期間には大幅な需要の回復を見込んでいるところ。今後、総額3億ポンド(約450億円)のコスト削減も進めることで、2023年の黒字化を目指す。

同航空は今年8月、日本の民事再生法に当たるアメリカ連邦破産法15条の適用を申請していた。

※ポンド/円換算は1ポンド150円でトラベルボイス編集部が算出

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…