農水省、インバウンド回復に備え、世界に食文化発信する「SAVOR JAPAN」6地域認定、石巻「ほや雑煮」など

農林水産省は2022年1月13日、「農泊 食文化海外発信地域(SAVOR JAPAN)」として2021年度は長野県伊那市など6地域を認定した。「SAVOR JAPAN(セイバージャパン)」はインバウンド需要を農山漁村に呼び込むことを目的に創設したもので、農泊を推進している地域の中から、特に食と食文化によってインバウンド誘致を図る地域の取り組みを農林水産大臣が認定し、「SAVOR JAPAN」ブランドとして海外にアピールしていくもの。「SAVOR」とは、英語で味わう、楽しむという意味がある。

認定されたのは下記の6地域。たとえば、宮城県・石巻地域は「ほや雑煮」とともに景観や震災関連施設、農業、漁業、狩猟体験を結びつけた周遊ルート開発、長野県佐久地域は日本酒と鯉料理の取り組みなどが評価された。2016年度に創設され、これまで37地域が認定されている。

農水省:発表資料より

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…