観光庁が発表した主要旅行業者45社・グループの2022年2月旅行取扱状況(速報)によると、総取扱額は前年同月比95.4%増の793億3598万円だった。2019年同月比では78.5%減で、1月の73.3%減より悪化した。
国内旅行は前年同月比94%増の730億2931万円(2019年同月比63.4%減)。海外旅行は前年同月比113・8%増(2019年同月比96.3%減)の57億9922万円、外国人旅行は前年同月比108.4%増(2019年同月比96.6%減)の5億746万円だった。
また、国内旅行の旅行商品ブランド(募集型企画旅行)は取扱人数62万7710人(前年同月比101.8%増・2019年同月比76%減)で、取扱額は178 億1783万円(前年同月比153.3%増・2019年同月比74.6%減)。海外旅行はゼロ、外国人旅行は7人、5万円の取り扱いだった。
主要各社・グループの取扱額を新型コロナの影響がほぼなかった2019年同月比でみると、JTB9社が66.1%減の397億7720万円、KNT-CTホールディングス13社が83.6%減の55億651万円、日本旅行が80.2%減の65億4956万円。海外旅行の比率がもともと高いエイチ・アイ・エス(HIS)6社は94%減の25万2060万円だった。