HIS、2022年5月取扱高は2019年比86%減、国内は6割台まで回復、沖縄ツアーが好調、バスツアー発着地の増設も

エイチ・アイ・エス(HIS)が2022年6月30日発表した2022年5月の旅行取扱高は、前年同月比で332.7%増、新型コロナ前の2019年同月比では86.1%減の47億4046万円だった。

このうち、国内旅行は前年同月比251.1%増、2019年同月比40.9%減の27億933万円。前月の2019年同月比52%減から11ポイント改善した。地域ブロック内でバスツアーの発着地を増やしたことで関東地域を中心に旅行者の伸びがみられたほか、方面シェアが最も高い沖縄への送客が前年同月比で倍増した。

海外旅行は前年同月比521.7%増、2019年同月比92.6%減の19億9528万円。5月1日出発からハワイを皮切りにパッケージツアーを順次再開したが、日本における1日あたり入国者数の制限が続いていることなおから、本格回復には至らなかった。

訪日旅行は2019年同月比98.7%減の3584万円だった。

発表された月次取扱高は、HISと同グループ5社(オリオンツアー、クオリタ、クルーズプラネット、ジャパンホリデートラベル、エイチ・アイ・エス沖縄)の社内取引を相殺した取扱高の合計。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…