ANA、持続可能な航空燃料(SAF)の企業プログラムに、伊藤忠、野村HDなど参画、貨物でも新たに2社

ANAは、2022年4月に始動した「SAF Flight Initiative」コーポレートプログラムについて、伊藤忠商事、野村ホールディングス、運輸総合研究所など4社が参画することを明らかにした。また、昨年10月に立ち上げたカーゴ・プログラムには、新たに三井倉庫エクスプレスと三井倉庫サプライチェーンソリューションが加わった。

SAF Flight Initiativeは、ANAを利用するまざまな企業の脱炭素化をサポートする取り組み。温室効果ガス排出量の算定・報告の国際基準であるGHGプロトコル3で求められている企業の事業全体で間接的に発生するCO2排出量の削減(スコープ3)に貢献する。

法人向けのコーポレート・プログラムでは参画企業の従業員の出張時のCO2排出を削減。カーゴ・プログラムでは、事業のバリューチェーンにおける輸送・配送(上流・下流)におけるCO2排出を削減する。

ANAでは、持続可能な航空燃料(SAF)の安定的な調達に向けてさまざまな取り組みを進めており、国産SAFの商用化および普及・拡大については、2022年3月に「ACT FOR SKY」の設立に参画。また、LanzaJetやNESTEなどの海外メーカーと提携し、サプライチェーンの構築を進めている。

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