ビジットメキシコ、日本語版サイトを新設、日本市場でプロモーションを強化

ビジットメキシコ・ジャパンは、このほどメキシコ公式観光情報サイト「VISIT MEXICO」日本語版のリリースした。同組織は、メキシコ観光省から委託を受けて観光プロモーションを行う民間機関。同サイトは、グローバルで年間270万人のアクセスがあり、コロナ後の日本マーケットへのプロモーション強化に向け、日本語版を新設した。

発表のイベントで、メキシコ大使館経済省・観光部のエリンケ・モラレス参事官は「メキシコに関わる人たちが長い時間をかけて作りあげてきた、メキシコのあらゆる情報が詰まったサイト。これを見て、ぜひ今までと違ったメキシコを体験してほしい」と挨拶した。

ビジットメキシコ・ジャパンのディレクター宇津見勝彦氏は、新設のサイトでは観光情報のほか、新たにスポンサーの広告掲載が可能となること、また今後SNSやサポーターを起用したPR活動に積極的取り組む方針を紹介し、「メキシコに関わりのある企業やみなさんと一緒に、新たな切り口からメキシコ観光を盛り上げていきたい」と意気込んだ。

ビジットメキシコジャパン ディレクター 宇津見勝彦氏

イベントでは、ユーチューブチャンネルなどを通じてメキシコへの観光促進に積極的に携わるタレントの入山杏奈氏がメキシコ現地よりオンラインで出演したほか、メキシコ好きで自身もオリジナルテキーラブランドをプロデュースするEXILEのÜSA氏がゲストとして登壇。大のメキシコ好きという2人が、トークセッションを通してメキシコの魅力を語った。

入山氏は、メキシコの好きなところとして「人の温かさ。道端やカフェで合った知らない人ともよくしゃべり、長くいてもホームシックにならない」と回答。メキシコのお気に入りの場所として人気観光都市のオアハカをあげ、「まさに私たちが想像するようなメキシコを体感できる場所」とコメントした。

ゲストによるトークセッションの様子

日本語サイト開設の発表イベントは、メキシコの「テキーラの古い産業施設群とリュウゼツランの景観」がユネスコ世界文化遺産に登録されたことで制定された7月24日の「テキーラの日」にちなんで開催された。EXILEのÜSA氏は、世界をダンスでつなぐ自身のプロジェクト「DANCE EARTH」を通してメキシコを訪問した際のエピソードを語り、「テキーラを飲んだとき、これまでにないくらい心と体が自由になって最高のダンスができた思い出がある。日本ではテキーラは強くて怖いお酒というイメージがあるが、もっと楽しくておいしい飲み物ということを広めていきたい」と語った。

VISIT MEXICO 日本語版サイト:https://www.visitmexico.com/jp/

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