国交省の発表によると、日本政府が初めて公式に国際航空分野における2050年カーボンニュートラルを目指す宣言を行った。2022年7月19日から22日までカナダ・モントリオールで開催された国際民間航空機関(ICAO)の国際航空分野における脱炭素化の長期目標を議論するハイレベル会合において宣言したもの。日本から国土交通省航空局航空ネットワーク部長の五十嵐徹人氏が参加した。
会合では、パリ協定の目標を踏まえた2050年のカーボンニュートラルを目指すことや、実施のための方法やサポートのあり方など、多岐にわたる論点について議論が行われた。今回の議論を踏まえ、今秋開催予定のICAO総会で長期目標の採択を目指すことになる。