オランダ、スキポール空港が2022年上期は6500万ユーロの黒字に、乗客数の急回復で、人手不足も徐々に改善

欧州におけるハブ空港のひとつ、オランダ・アムステルダムのスキポール空港は2022年上期、6500万ユーロ(約90億円)の純利益を上げた。人手不足で空港運営は混乱しているものの、乗客数が急増したことによって業績が急回復した。前年同期は1億4000万ユーロ(約193億円)の赤字だった。

上半期の同空港の乗客数は前年の560万人から2380万人に急増。ロッテルダム空港とアイントホーフェン空港を含むスキポール・グループ全体では、2730万人の乗客が利用した。

同空港のディック・ベンショップCEOは、依然として人手不足による影響は残っていることを認めつつも、「サービスレベルは段階的に改善されている」と話し、今後もインフラへの投資を継続するとともに、必要に応じて空港運営体制を変えていく考えを示している。

※ユーロ円換算は1ユーロ138円でトラベルボイス編集部が算出

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