米著名旅行誌ブランドであり同時に会員制旅行会社である「Travel + Leisure(トラベル+レジャー )」は、新たにトラベルアドバイザー向けのBtoB予約プラットフォーム「Travel + Leisure GO for Professionals」を立ち上げた。同名雑誌に掲載される旅行旅程やホテルを予約できるほか、マーケティングの機会も提供する。
現在、パリ、ミラノ、ニューヨークで開催されるファッションウィークのほか、同誌でベストデスティネーションに選ばれたメキシコ、都市ではアムステルダム、ロンドン、サンフランシスコなどでの旅程の予約が可能。航空券やホテルのほか、アクティビティ、レンタカー、パッケージも予約可能なことから、顧客のニーズに合わせて旅程をカスタマイズすることも可能としている。
また、このプラットフォームでは、トラベルアドバイザーがサプライヤーとの交渉で独自に手数料率を設定することもできる。
「トラベル+レジャー」は、ウィンダム・デスティネーションズが2021年1月に1億ドルで買収。社名をトラベル+レジャー・カンパニー(Travel + Leisure Co.)に変更し、Travel+Leisure Groupとして旅行サービス提供している。その後、旅行誌のコンテンツを活かしたオンライン旅行サイト「ブックT&L(BookTandL.com)」を公開、同時に米ニューヨーク証券取引所に株式を上場している。