観光庁は、2022年7~9月の旅行・観光消費動向調査の速報値を発表した。それによると、日本人の国内旅行消費額は前年同期比131%増の5兆3359億円となり、2019年比の減少率は前期(2022年4~6月)の26.9%減ら20.3%減に改善した。内訳は宿泊消費額が同135.9%増の4兆2611億円(2019年比21.6%減)、日帰り旅行消費額が同113.3%増の1兆748億円(同14.7%減)となった。
日本人国内延べ旅行者数は、同90%増の1億2608万人(同25.6%減)。内訳は、宿泊旅行が同93.3%増の6962万人(同26.8%減)、日帰り旅行が同86.2%増の5646万人(同24.0%減)。
日本人国内旅行の1人1回当たり旅行支出(旅行単価)は、同21.6%増の4万2322円(同7.1%増)。宿泊旅行が同22.1%増の6万1208円(同7.1%増)、日帰り旅行が同14.6%増の1万9036円(同12.3%増)。