近場より遠方への旅行希望者が半数まで増加、実際の宿泊旅行予定者は、コロナ発生後で最高の34%

じゃらんリサーチセンターは、2022年11月1日と2日に実施した最新「国内宿泊旅行ニーズ調査」の結果を公表した。それによると、国内宿泊旅行の予定がある人は2020年3月の調査以来最高値となり、今冬および年末年始の旅行希望者については、約半数が遠方への旅行を希望していることがわかった。

国内宿泊旅行に意欲のある人は、前回調査(2020年9月)比で0.7ポイント増の64.8%とあまり変化はなかったものの、実際に旅行を予定している人の割合は、前回調査から4.9ポイント増加して2020年3月の調査開始以来最高の33.6%となった。

また、今冬(年末年始)の国内宿泊旅行については、旅行に前向きな人(予定・希望者)は全体の34.9%。年末年始に関しては、旅行に前向きな人は21.1%だった。コロナ禍前の旅行頻度が年3回以上の人に限定すると、旅行に前向きな人(予定・希望者)は70.7%にのぼった。 

今冬の国内宿泊旅行先についての調査では、「隣接都道府県よりも遠くの旅行でおおよそ300キロ圏内への旅行」と「隣接都道府県よりも遠くの旅行でおおよそ300キロよりも遠くへの旅行」の合計は、年末年始を除く時期で51.2%、年末年始は46.0%となり、約半数は遠方への旅行を希望していることが分かった。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…