旅のサブスク「HafH(ハフ)」、宿泊施設向けシステムを強化、韓国企業の買収でレベニューマネジメントを強固に

旅のサブスク「HafH(ハフ)」を運営するKabuK Styleは、レベニューマネジメントシステム「DatAmenity」を開発・提供する韓国「HEROWORKS社」の株式を取得した。HEROWORKS社は、KabuK Styleグループの傘下に入る。

今回の買収によって、KabuK Styleは、宿泊施設のDXをサポートする目的で開発している宿泊施設向けシステムを、レベニューマネジメントシステムでさらに強固にする。また、HEROWORKS社は、2020年の創業以来、韓国で300施設以上のホテルへの導入を成功させていることから、韓国での提携施設の拡大や韓国市場でのHafH会員の獲得も目指す。

さらに、KabuK Styleは、旅行に関する価格データをもとに需要推定を行うとともに、HafHコインという独自の仕組みを通じて価格を安定化させるアルゴリズムを開発しているが、今回の買収を通じて、市場価格の把握を向上させることでコアアルゴリズムの補完も進めていく。

なお、同社では、今年からサブスクのラインナップに海外ホテルを加えている。今後、韓国を第2の注力市場ととらえた展開をしていく計画だ。

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