北海道で「アドベンチャートラベル世界大会」9月開催、知事「北海道での定着は重要」、トップパートナーを発表

2023年9月に北海道で開催される「アドベンチャートラベル・ワールドサミット北海道・日本(ATWS2023)」に向けて、同イベントのトップパートナーが発表された。

発表の記者会見で、この世界大会の実行委員会会長をつとめる鈴木直道知事は「高付加価値の観光の実現に向けて、アドベンチャートラベルの北海道での定着は重要」と語り、「成功に向けて一致団結していく」と意気込みを示した。

鈴木直道知事 

アドベンチャートラベル(AT)とは、身体的アクティビティ、自然とのつながり、異文化体験の3つの要素のうち2つ以上を含むものと定義され、環境への負荷軽減や地域コミュニティの維持・発展などサステナブルツーリズムにも深く関わる旅行形態。世界における市場規模は70兆円、AT旅行者の観光消費額は一般的な旅行者の2倍ともいわれている。

ATWSは、ATの国際団体「アドベンチャー・トラベル・トレード・アソシエーション(ATTA)」が主催するBtoB商談会。北海道がホストとなり開催される 2023年大会は、初のアジア開催として注目が高い。世界約70カ国からATTA会員やメディアが約800人参加する予定だ。

トップパートナー各社は、開催に向けた協賛や機運醸成に向けた取り組みを行う。例えば、北海道銀行では、同行のATM上の広告でアドベンチャーツーリズムを訴求。また、イベント期間は外国人向けに同行の外貨両替手数料を半額とする予定という。

今回発表されたトップパートナーは以下のとおり。

  • AIRDO
  • ANA
  • 北海道エアポート
  • JAL
  • 北海道旅客鉄道(JR北海道)
  • テイストメイドジャパン
  • 北海道放送
  • 北海道銀行
  • スペシャライズド・ジャパン
  • NIKIHillsWINERY
  • JTB
  • 楽天グループ
  • サッポロビール北海道本部
  • カネカ
  • 北洋銀行
  • トラベルボイス

北海道知事とトップパートナー企業の記念撮影

同日に開催された実行委員会総会では、同会を構成する道内企業や自治体が集まり、開催に向けた今年の取り組みを確認した。

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