沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は、2023年5月の入域観光客数及び6月~8月の見通しを明らかにした。5月の実績は、2019年同月比22.3%減の64万5300人。国内は同1.6%増となったものの、海外は同73.9%減と低迷が続いている。
6月については、国内入域観光客数は、全国旅行支援や航空各社のタイムセール、クルーズ船が横浜港や神戸港から計4回入港予定があることから、57万7000人(2019年比1.3%増)を見込む。海外からの入域観光客数は、国際線全体の運航便数がコロナ前には戻っておらず、国際クルーズ船も3回の寄港にとどまることから、7万3000人(同75.5%減)となる見通し。
7月は、国内入域数が6月を上回る65万6000人(同0.7%減)。海外からの入域数は、中国東方航空の上海線が運航再開し、計9回クルーズ入港が予定され、10万4000人(同65.7%減)と予想する。
8月は、夏休み需要やFIBAバスケットワールドカップ効果などから国内入域観光客数は75万1000人(同1.7%増)、海外からの入域観光客数は、バティックエアーマレーシアが8月16日より台北経由クアラルンプール線に就航、計8型のクルーズ寄港が予定されていることから、9万9000人(同65%減)を見込む。