シンガポール政府観光局、9月開催のF1グランプリで体験コンテンツを提供、持続可能なイベント運営で協力

シンガポール政府観光局(STB)は、2023年9月15日から9月17日まで開催される「フォーミュラー1シンガポール航空シンガポール・グランプリ」に合わせて、さまざまな体験コンテンツを提供する。

期間中に開催される「グランプリ・シーズン・シンガポール(GPSS)」では、レース中からレース後まで様々なコンサートがサーキットパーク内で行われる。日本からは、YouTube Fanfest 2022 Singaporeにも参加した4人組ダンスヴォーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」、2022年にデビューした7人組のHIPHOP/R&Bガールズグループ「XG」の参加が決定した。

また、STBは、持続可能なF1レース開催に向けた取り組みも実施する。フォーミュラー1シンガポール・グランプリの拠点となるエリア「F1ピット・ビルディング」に1396枚のソーラーパネルを設置。この太陽光発電量は、F1ピット・ビルディングのレース開催時の1カ月分の電力に相当し、F1パドッククラブのスイートルーム、レースコントロールルーム、メディアセンター、ガレージ、管理事務所などにも電力が供給される。

また、全長4928キロのレーストラックに設置される照明はLEDトラックライトに置き換える予定。これにより、1台あたりの消費電力が大幅に削減され、従来の電球よりも30%以上少ない電力で点灯するという。

LEDライトの設置によって、撤去されるメタルハライドライトは、リサイクルアートとして再生され、その展覧会が9月に開催される予定だ。

このほか、資源効率を高めるためのデジタル化、廃棄物管理の改善、使い捨てプラスチックの削減などの取り組みも進める。

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