航空データ分析大手Cirium(シリウム)は、お盆期間を含む2023年8月7日~8月21日の日本発の国際線の運航データを明らかにした。それによると、運航便の座席数のデータでは、韓国が最も多く48万3824席。次いで、台湾(27万5054席)、米国(23万8419席)が続いた。
日本発の上位10位をみると、2位の米国を除くと比較的近い国・地域が占めた。前年同期比で最も高い伸び率を示したのは4位の中国(23万6554席)で2212%。
また、韓国・中国・および米国の運賃データを主要空港別に見ると、2023年の日本発の平均運賃は、ほとんどがパンデミック前の水準に戻っていることも分かった。
日本発の国際線運航便の座席数トップ10(2023年8月7日~8月21日)。
- 韓国 48万3824席(2303便)/前年比631%
- 台湾 27万5054席(1150便)/前年比867%
- 米国 23万8419席(983便)/前年比156%
- 中国 23万6554席(1183便)/前年比2212%
- 香港 16万6872席(710便)/前年比1608%
- タイ 10万851席(357便)/前年比193%
- ベトナム 9万893席(375便)/前年比148%
- フィリピン 8万383席(378便)/前年比196%
- シンガポール 6万9949席(252便)/前年比159%
- オーストラリア 3万8460席(143便)/前年比274%