成田空港、事業者数・従業員数ともに減少、需要回復で「人員確保に努める」

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成田国際空港は2023年8月17日、成田空港内従業員調査の結果を公表した。空港運営の基礎資料とするため、2023年2月時点の成田空港内で活動する事業者、従業員の実態を調べたもの。

新型コロナの影響などで事業者数、従業員数ともに2017年11月の前回調査からは減少したものの、2月の調査実施意向、航空需要が回復基調にあることから、各事業者は人員の確保に努めているとしている。

発表資料より

これによると、事業者数は619で、前回（2017年）に比べ54（8％減）減少。従業員は3万6315人で、6956人（16.1％減）減少した。従業員数は東日本大震災が発生した2011年（3万8689人）並み。業態別では、新型コロナの影響で航空運送業、航空機サービス業の従業員数の減少が目立つ。

発表資料より

また、居住地別では、地元の千葉県内居住者は3万2407人と前回調査に比べ4934人減少したものの、構成比は89.2％で、2.9ポイント増加した。