2024年初春、福井県の三国湊に古民家を活用した分散・滞在型宿泊施設「オーベルジュほまち三國湊」が開業する。
三国湊の伝統的な建築「かぐら建て町家」や日本の伝統的建築「平入造」「入母屋造」などの古民家、北前船交易の繁栄を伝える「笏谷石」や福井県産の木材を活用した、レストラン1棟と宿泊10棟18室で構成。町民にも協力を促し、町全体でゲストを迎える体制を目指す。また、北前船の代表的な寄港地として発展した町の歴史、自然を伝えるアクティビティも用意する。料飲事業は「タテルヨシノ 三國湊」として、三国湊、福井県産の食材を活用したフレンチを中心に提供する。
運営はオリジナルホテルブランドを全国各地で展開するコアグローバルマネジメント。観光と町並み整備を通じて、「古き良き三国湊」の価値を高め、国内外へその情報を発信することで、観光客誘致とエリア内消費の促進を目指す「Actibaseふくい」が事業オーナーとなる。