ハワイ・マウイ島、火災地周辺も観光客受け入れを再開、観光してもらうことで地元経済の回復へ

AP通信によるとハワイのマウイ郡長とハワイ州知事は、2か月前に山火事で大部分が焼失したマウイ島のラハイナ周辺地域への観光客受け入れを2023年10月8日から再開した。当局が島の経済を回復させるために再開を決めた。

西マウイの5つのホテルが予約を再開。さらに、今月初めにはこの地域のタイムシェア物件8軒も受け入れを再開した。その中には被災地から数マイルの場所もある。

ハワイ州観光局のイリヒア・ギオンソン氏は、「ホテルとの話し合いでも、大量の観光客の流入は予想されていない」と話す。マウイホテル宿泊協会エグゼクティブディレクターのリサ・ポールソン氏も「旅行者の戻りは非常に遅くなるだろう」と予測している。

ただ、一部地元住民の観光再開への反対も根強い。ラハイナ地域の住民3500人以上が、ハワイ州のジョシュ・グリーン知事に対して再開の延期を求める請願書に署名した。

マウイ郡は、リチャード・ビッセン郡長のビデオメッセージを配信。ビッセン郡長は「私たちはまだ悲しみの中にあるが、一方で仕事に戻る必要もある」と訴えた。

また、観光再開にあたり、島北岸のパイアや東側にあるハナへ向かう風光明媚な道路など、西マウイ以外の魅力を紹介する動画も用意した。このビデオでは、旅行者に対して、被災地を訪れることを避け、「不適切な画像」をSNSに投稿しないように呼びかけている。

このほか、ハワイ州は、旅行者に対して地元に敬意を払う方法を記したチラシを作成。ホテル、レンタカーなど旅行者が訪れる場所で配布される。

※本記事は、AP通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。

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