【図解】日本人出国者数、10月は94万人、伸び悩み続く -日本政府観光局(速報)

日本政府観光局(JNTO)によると、2023年10月の日本人出国者数(推計値)は93万7700人となった。2019年同月比では43.6%減(2019年9月の実数は166万3474人)。コロナ前と比較した伸び率は、この3カ月間、ほぼ同じ数値で推移している。

航空データOAG社よると、2023年10月に国内主要6空港(成田、関空、羽田、福岡、名古屋、札幌)から出発した国際線の便数は、2019年比19.1%減の1万7270便(4085便減)。座席数は同18.5%減の406万3467席(92万4933便減)。フライトのキャパシティは少しずつ回復傾向が続いている。

空港別でみると、羽田空港は便数(17.2%増の4234便)、座席数(11.0%増の103万7553席)、福岡空港は便数(11.3%増の1689便)、座席数(13.5%増の35万4345席)となり、両空港とも便数、座席数ともに2019年比で2ケタ増と伸びている。それ以外の主要空港はまだ、2019年レベルに達していないが、成田空港や関西空港は2019年比で約2割~3割減にまで回復してきている。

日本人出国者数の月次推移は以下のとおり。

※本グラフはコピー&ペーストで自由に転載可

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