中国の航空会社、国際線が着々と復活、2月の東京線は2019年比2%増、日本路線がトップ3に返り咲き

航空データ分析のシリウムは、中国の航空会社の提供座席数の最新データを公表した。それによると、2024年2月の国際線全体の供給量は、依然として2019年比27%減となっているものの、東京線は同2%増、シンガポール線も同6%増になるなどパンデミック前を超える都市も出てきた。

国際線トップ10のうち、タイ、日本、韓国の路線の提供座席数はパンデミックで大きく順位を下げたものの、2024年2月にはそれぞれ2019年と同様にトップ3に返り咲いた。また、2019年との比較では、オーストラリアとマカオがトップ10入り。一方、米国とカンボジアがランク外となった。

都市別で見ると、2024年2月のトップはバンコクで55万6000席、2位は香港で53万8000席、3位はソウルで51万6000席。東京は5位で33万7000席、大阪は7位で21万3000席となっている。

一方、国内線の提供座席数は好調が続いており、2024年2月は2019年比26%増。春節期間に最も混雑する空港は広州で約3380万席。深セン(約2940万席)、北京(約2816万席)が続く。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…