台湾観光庁が声明、主要観光地は地震の被害なし、「安心して台湾にお越しいただける環境」

台湾観光庁(交通部観光署)は台湾東部・花蓮で3日に発生した地震について、2024年4月4日付けで声明を発表した。これによると、花蓮地域では一部の鉄道や道路の損壊が発生しているものの、国内の各主要空港、港湾、鉄道、高速鉄道(新幹線)、市街のMRTなどはすでに運行回復。外国人観光客が多い観光地や施設の被害もなく、安全との報告が届いているという。

声明は以下のとおり。全文を掲載する。


台湾東部・花蓮で発生した地震について

2024年4月3日に台湾東部・花蓮で発生した地震につきまして、皆様におかれましては多大なるお気遣いとご心配を賜り、厚く御礼申し上げます

台湾政府は地震発生後、直ちに災害対策本部を設置し、被災状況の把握及び救助・復旧作業を進め、地震被害を最小限に抑えるべく活動を続けております。

現在、花蓮地域では一部の鉄道や道路の損壊が発生しているものの、国内の各主要空港、港湾、鉄道、高速鉄道(新幹線)、市街のMRTなどは既に運行回復しています。

また、外国人観光客が多く訪れる観光地や、観光施設におきましては被害もなく、安全であると各所での確認が報告として届いており、皆様には安心して台湾にお越しいただける環境となっております。

台湾は日本と同じ島国で、不可抗力である天災の脅威に立ち向かわなければなりません。今回の花蓮地震発生後、各界からのお見舞いのお言葉や、ご心配、激励のお声を数多く頂戴し、大変ありがたく存じます。私どもは、これまでも台日双方において真心からの友情と絆を感じてまいりました。

日本は私たちにとって大切な友であり、変わることのないご支持とお力添えに対し、台湾観光界を代数して衷心より感謝申し上げます。

台湾観光庁(交通部観光署)長官 周永暉

台湾観光庁東京事務所所長 鄭憶萍

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