観光庁は、国内の主要旅行業43社・グループの2024年2月の旅行取扱状況(速報)を発表した。総取扱額は2019年比21.9減の2867億9059万円で、減少率は2024年1月の30.6%減から改善した。
国内旅行が2019年比12.3%減の1726億3910万円。海外旅行は同44.2%減の1024億7549万円で、前月の同45.0%減とほぼ変わらず。外国人旅行は同21.4%減の116億7600万円。
旅行商品ブランド(募集型企画旅行/いわゆるパッケージツアー)の合計は、取扱額が同39.8%減の607億9982万円、取扱人数が同38.9%減の154万7019人。国内旅行は取扱額が同27.7%減の553億4295万円、取扱人数が同35.4%減の151万888人、海外旅行が同67.2%減の99億5397万円、取扱人数が同79.2%減の3万2339人と引き続き大幅な減少が続いている。
また、主要各社・グループの1月の総取扱額を2019年同月比でみると、トップ5はJTB7社が5.3%減の1111億2453万円、エイチ・アイ・エス(HIS)6社が26.9%減の305億2141億円、日本旅行4社が17.3%減の232億1992万円、KNT-CTホールディングス4社が32.8%減の225億5216万円、阪急交通社2社が22.5%減の210億373万円の順だった。