ANAとJALは、2024年度ゴールデンウィーク期間(2024年4月27日~5月6日)の予約状況を発表した。両航空とも国際線は前年比10%前後の増加で、予約率は70%を超えている。
国内線予約数では、ANAが前年比8.3%増の105万9938人となり、予約率も前年を3.8ポイント上回る62.2%。方面別では、沖縄が同14%増、中・四国が同11%増と好調に推移している。なお、グループのLCCピーチ(Peach Aviation)を含めた予約数は同5.9%増の122万6179人。
一方、JALは前年比8.3%減の82万247人で、予約率も前年を5.3ポイント下回る62.3%となっている。方面別では、北海道が同15.1%減、関西が19.9%減となるなど全方面で前年を下回っている。
国際線、ANAはハワイ線予約数が過去最高
国際線予約では、ANAが同13.4%増の19万3192人で、予約率が70.6%。Peachを含めると同31.3%増の27万485人と好調な回復を示している。方面別では、ハワイ線の予約数が同約1.5倍の1万5993人で過去最多。2019年比でも約1.2倍となっている。このほか、欧州も同1.7%と前年を超えている。
JALは同9.4%増の17万7229人、予約率が72.5%。方面別では、東南アジアを除き前年を上回っている。ハワイ・グアムは同22.3%増の1万6318人、欧州・中東が同25.9%増の1万8428人、台湾が同32.8%増の1万2302人と好調に推移している。