フランス・パリの空港運営会社は、2024年7月26日のオリンピック開会式に大規模警備活動の一環として、パリ地域の上空が6時間閉鎖されると発表した。各航空会社は、制限空域を避けて飛行することが求められる。
飛行制限区域はパリを中心に半径150キロメートルになる見込み。フランス空軍は、オリンピック期間中、早期警戒管制機AWACSで上空を警備する予定だ。また、制限空域に入る無許可の飛行物体に対しては、戦闘機によるスクランブルも行うという。
一方で、オリンピック期間中には、電動空飛ぶクルマの有人試験運用も行われる予定。
しかし、空飛ぶタクシーの騒音や潜在的に危険な迷惑行為で、裕福な人だけが利用できる乗り物と批判する人も多い。 社会党のパリ市長アンヌ・イダルゴ氏も空飛ぶクルマの実証に反対している一人だ。
※本記事は、AP通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。