北海道・弟子屈町、硫黄山の噴気孔など、制限区域を認定ガイドとめぐるツアー、2024年度も開始

北海道弟子屈町はこのほど、環境省の「第18回エコツーリズム大賞」を受賞した「アトサヌプリトレッキングツアー」について、2024年度のツアーを開始した。

同町は、町域の65%が阿寒摩周国立公園に指定されており、2016年には北海道で初の「エコツーリズム推進全体構想」の認定地域にもなった。これを踏まえ、同町では持続可能な観光地に向けた取り組みをおこなっており、本ツアーはこの仕組みを活用して実施している。

一般では入山できない制限区域を認定ガイドの同行のもとに入山し、川湯温泉の象徴といえる「硫黄山」の噴気孔や山々の絶景などを鑑賞して、花や樹木、硫黄採掘の歴史・文化などを学ぶ。ツアー料金の一部を自然観光資源の保全や整備に充てるエコツアーとしている。

なお、阿寒摩周国立公園は2024年12月に、指定90周年を迎える。

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