訪日客の購買意欲指数が低下、先行き見通しは横ばい、2024年第3四半期の調査で

三菱UFJリサーチ&コンサルティングとインジェスター社は、「インバウンド購買意欲指数」の2024年第3四半期の結果をまとめた。

この指数は、全国の小売店を訪れる訪日外国人観光客の購買意欲を測定したもの。訪日外国人観光客による購買動向を、関連分野における経営判断や景気判断の参考資料とすべく、開発した。インジェスターが全国の小売店に派遣する販売員を調査対象としており、各店舗が扱うすべての商品を対象品目としている。指数は50より大きいほど「購買意欲が強い」、小さいほど「購買意欲が弱い」と判断されている。

今回の結果では、訪日外国人観光客による購買意欲に対する現状水準DIは、前四半期から4ポイント減の69とやや低下。前月と比較した訪日外国人観光客による購買意欲の方向性に対する現状判断DIも、前四半期から5ポイント減の66とやや低下した。

訪日外国人観光客による購買意欲の先行きに対する先行き判断DIは、前四半期比プラスマイナス0ポイントの72で横ばいだった。

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