香川県・小豆島、AI自動運転ボートの航行を実証、シェアサイクルなど既存交通と組み合わせ、島民や観光客の新たな交通手段に

香川県小豆島で、島民や観光客の新たな交通手段としてAI自動運転ボート航行の実証がおこなわれている。高度な操船技術を必要としない海上ルートで、シェアサイクルや既存の路線バスと組み合わせることで、新しい小豆島の周遊を促すもの。島内の交通機関は、場所によっては路線バスが1時間に1本程度、タクシーは約30台と十分とは言えないことから、オーバーツーリズム対策、運転手などの働き手不足解消などにつなげたい考えだ。

「20年先の小豆島をつくるプロジェクト」の第3弾で、香川県小豆島町、小豆島・瀬戸内エリアマネジメント協会、JTB、エイトノット、シナネンモビリティPLUSが主体となり、2024年11月22~30日の期間中に実施。船の制御や障害物の検知を自動でおこない、船員をサポートする。タッチパネルで航路を選択すると、AIが自動で航路設定する仕組みだ。今回の実証ルートはエンジェルロード/三都半島 神浦、三都半島 神浦/道の駅小豆島ふるさと村、密の駅小豆島ふるさと村/エンジェルロードの3ルートとなる。

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