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香港拠点のタビナカ体験予約「Klook(クルック)」は、国際的な成長投資会社ヴィトルヴィアン・パートナーズ(Vitruvian Partners)が主導する1億ドル(約153億円)の資金調達を行った。
Klookは、新たに調達した資金でGoogleクラウドとのAI分野における協業の拡大し、顧客体験、事業者のオペレーション、社内の生産性を強化する計画。また、DXを通じて観光産業の将来性を高め、アジア太平洋地域の観光局と協力して地域コミュニティへの貢献を推進していくとしている。
Klookは近頃、フィリピン政府観光省と、同国の観光部門でデジタル変革を加速し、本物のローカル体験の販売を強化することで合意した。
Klookは、2024年に創業10周年を迎えた。Klookの共同創業者兼最高経営責任者のイーサン・リン氏は「過去10年間、Klookはアジア太平洋地域の旅行体験を予約するための代表的なプラットフォームとしての地位を確立し、旅行者が目的地の発見から目的地とつながるまでの方法を再構築してきた。アジアが国際観光の中心であり続ける中、体験を重視する次世代の旅行者により大きな価値を提供していく」とコメントしている。
※ドル円換算は1ドル153円でトラベルボイスが算出