国土交通省は日本航空(JL)のB787型機で、整備作業中に燃料漏れが発生したことを受け、1月14日に調査チームを立ち上げた。早期の原因究明とB787型機の安全、公共交通としての信頼性確保に万全を期すよう、独自に原因調査をするよう、国土交通大臣が指示した。
調査チームは航空機の設計、整備及び運航に係る航空局専門職員、運輸安全委員会の航空事故調査官で構成。9日のボストン、および13日の成田で発生した2件の燃料漏れについて、米国連邦航空局(FAA)とボーイング社と連絡を取りながら総合的に原因を調査し、必要な対策を行なうとしている。