楽天トラベルは2013年1月、フィリピンのマニラおよびベトナムのホーチミンに新拠点を開設した。これにより、楽天トラベルは9カ国・地域に18の海外拠点を展開することになる。マニラとホーチミンの拠点は東南アジアにおける事業拡大を目的にしたもので、13年3月にはマレーシアのクアラルンプールにも拠点設立を予定している。
楽天トラベルの東南アジアへの展開は、08年6月のバンコク(タイ)を皮切りに、12年3月1日には東南アジア地域の中核拠点としてシンガポール(シンガポール)を開設。昨年の流通総額はシンガポールが前年比54%増、インドネシアが29%増、タイが46%増と好調に推移したという。楽天トラベルでは新拠点を設立したフィリピンとベトナムでも、同様の需要拡大を期待している。