2012年のスキー客増加、家族・訪日客が牽引 -東急リゾートサービス

東急リゾートサービスによると、全国で運営、および提携するスキー場の10ヶ所の2012年シーズン(2012年11月~13年5月)の来場者数が、前年比5%増の187万6000人に増加した。

昨年は、ファミリー層とインバウンドに対する施策を重点的に実施。ファミリー向けでは、たんばらスキーパークなど3ヶ所のスキー場で子供専用のスキースクールを新設。また全スキー場でキッズパークを設けた。この結果、ファミリー層は前年より7%増加し、特にたんばらスキーパークでは60%増の約6000人が参加したという。

また、インバウンド向けではニセコマウンテンリゾートグラン・ヒラフで2年連続の設備投資を実施。カフェを併設した無料休憩スペースのある新スキーセンター「.BASE(ドットベース)」をオープンしたほか、スキー場近くのコンドミニアム「SHIKI niseko」を運営委託したことも奏功し、インバウンドでは43%増の14万9000人を集客した。

このほか降雪に恵まれ、前年より2日~10日程度早くオープンし、コースコンディションが良かったことも、好結果となった要因だとしている。

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