ガルーダ・インドネシア航空(GA)は2014年3月5日、スカイチームに正式に加盟した。デンパサールで開催されたセレモニーには、インドネシア共和国観光クリエイティブエコノミー大臣のマリ・エルカ・パンゲストゥ氏をはじめ、スカイチームのボードメンバーおよび各エアラインの代表者と世界各国からのメディア関係者を含む250名が集まった。
GAのエミルシャ・サタル社長兼CEOは式典で「スカイチームの20番目の正式なメンバーとして加盟できたことを嬉しく思う。GAの2015年までの経営戦略“クオンタムリープ”プランにスカイチームへの加盟も含まれており、2010年の加盟に関する契約署名からおよそ3年にわたり、新機材導入、路線の拡大などを通じ様々なサービス向上に努めてきた。同時に、スカイチームに加盟する各航空会社との協力体制も積極的に確立してきた。今回、GAが加盟することにより、新たにインドネシアの40都市がスカイチームのネットワークに加わることになる。ワールドクラスのアライアンスへ加盟するインドネシア初の航空会社として、今後はさらなる収益性の継続的強化を目指すとともに、国際市場での競争力を高めていく」と挨拶した。
一方、スカイチーム・マネージングディレクターのマイケル・ウィズブラン氏は、「GAの加盟により、スカイチームは1,064都市に就航し、世界の重要な路線の90%以上を網羅することになる。世界で5億8,800万人の利用者を持つスカイチームの地位が、今後はアジア太平洋地域でも強化されることを期待している」と述べた。