スカイスキャナーは2015年度決算(2015年1月1日~12月31日)を発表した。旅行商品予約総額は、前年比49%増の112億ドル(1兆3440億円)となり、引き続き飛躍的な成長を遂げた。売上は前年比28%増の1億2000万ポンド(216億円)となり、7年連続で2ケタ成長を達成。
堅調な業績拡大について、スカイスキャナーでは、航空券以外の分野やモバイル領域での事業の拡大によるものと説明。特にアジア太平洋とアメリカの重要市場での利用が伸びたとする。
サイト利用者数は48%増加し、月間利用者数は5000万人に達した。モバイル利用者は60%増と顕著で、全体の59%を占めるようになった。モバイルでの予約も24%増と増え、予約全体の42%にまで高まったという。
アジア太平洋地域では利用者数は48%増となり、モバイル利用者数は62%増と好調。この内訳には、2015年7月にヤフーと設立した合弁会社スカイスキャナージャパンも含まれている。また、特に中国では利用者数が67%増、モバイルでは約2倍に成長した。
航空券事業以外では、BtoB事業のスカイスキャナー・フォー・ビジネスが倍増。パートナー企業数は75%増の400社数に達した。