リオ五輪期間の民泊、Airbnbが宿泊者数や料金など公表、ホスト収益は2500万米ドル超など

民泊マーケットプレイスのAirbnb(エアビーアンドビー)は、現在開催中のリオオリンピックの会期中、Airbnbホストの収益額が合計2500万米ドルを超えるとの予測を発表した。

期間中の宿泊者数は当初予想の5万5000人を上回る6万6000人で、国内客と海外客の割合は1対1。1泊あたりの平均宿泊料金は165米ドル(3人部屋)、1予約当たりの平均宿泊日数は6泊だ。Airbnbのゲストによるリオ市内での1日あたりの平均支出額は136米ドルと試算し、会期中に見込まれる経済活動は7600万米ドルと見込む。

これは、2015年のリオ市の経済活動1億6000万米ドルの約半分(47.5%)に相当。Airbnbではブラジル国内の不況に直面する地元の人々にとって、Airbnbによるホスティングが重要な景気回復要因の1つになっているとアピールする。

また、Airbnbはリオ五輪の代替宿泊施設の公式プロバイダーとして、物件数の増加に取り組んできたが、ブラジルにおける物件数はこの1年で9500件に倍増。2015年6月~2016年6月のホストの年間収入は1500米ドル、リオ市内に限ると1900米ドルだったという。Airbnbが公表したブラジルにおけるコミュニティ概要ハイライトは以下の通り。詳細は下記のリンクへ。

発表資料より

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