東京メトロ、観光アプリ「SpotTour」の実証実験、スタンプラリーやフォトブック自動生成も

東京地下鉄(東京メトロ)は2019年7月1日から、デジタル観光ツアーアプリの実証実験を開始した。同社のオープンイノベーションプログラム「Tokyo Metro ACCELERATOR 2018」で最終審査を通過したスポットツアー社が開発したアプリ「SpotTour」を活用し、沿線地域の魅力を発信することで、デジタルによる観光需要創出の可能性を検証する目的だ。

「SpotTour」には、複数の観光スポットを案内するツアーが登録され、画像や動画で確認できる。また、実際にツアー内の観光地を訪れると、端末の位置情報を用いて限定スタンプを押印するスタプラリーや時間や場所などの訪問履歴を残す機能も提供する。各スポットを訪問した際に撮影した写真がスポットと紐づく、フォトブックも自動生成する。

第1弾ツアーとして、従来から東京メトロが実施しているスタンプラリー「駅から始まるさんぽ道」に新たなスポットを追加し、アプリ版として下町情緒あふれる千駄木駅、川沿いの自然が豊かな西葛西駅、江戸風情を味わう飯田橋駅の3コースを公開した。

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