国内航空×キャンピングカーで都市から地方を周遊する旅、九州周遊パッケージで試験販売、不稼働時間の駐車場を車中泊スペースに

九州周遊観光活性化コンソーシアム(代表機関:トラストパーク)は、ANAホールディングスが推進する「シェアエコツーリズム」と連携し、ANAの国内線航空とキャンピングカーで移動し、車中泊滞在する九州への旅行商品を企画する。キャンピングカーで移動、滞在することで、これまで旅行者が観光や仕事で行く可能性が低い地域での観光需要創出を図る。

2019年1月、6月の実証実験を経て、2020年に「九州周遊体験パッケージ」をトライアル販売。車中泊スペースは、総務省「IoTサービス創出支援事業」のシェアリングエコノミー型九州周遊観光サービスモデル事業などで整備した、南阿蘇の道の駅や島原城など九州内10カ所を活用する。不稼働時間帯の駐車場に給電機器と連携したシェアサービスを導入し、車中泊を有償化するルール整備と地域滞在を促進する方針だ。

なお、ANAも月額制で航空機の空席をシェアする実証実験を2020年1月から開始する。

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