滋賀県東近江市でXR観光案内ツアー、「鉄道むすめ 豊郷あかね」が会話や身振り、歴史文化の体験など

滋賀県東近江市、東近江市観光協会、凸版印刷、TIS、バリューオンは、 東近江市が進める「戦国・琵琶湖体験体感ツーリズム事業」で、XR(AR/VR)技術を活用した観光モニターツアーを2019年11月30日から実施する。具体的には、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている五個荘金堂地区の近江商人屋敷「外村繁邸」で現実の空間にXR技術を用いて近江鉄道の人気キャラクターである「鉄道むすめ 豊郷あかね」を登場させ、来訪した観光客に対し会話や身振りを使って観光案内を行う。

また、ツアーには百済寺の歴史、五個荘の近江商人文化、太郎坊宮と神道文化、布引焼など地域の歴史文化を深く味わえる特別な文化体験も組み込むほか、近江牛、ビワマスや岩魚といった東近江ならではの食文化も提供する。太郎坊などの各拠点では、多言語音声翻訳アプリ「VoiceBiz」のサービスも提供する。

XR技術は、 凸版印刷とTISが2019年3月から提供している遠隔コミュニケーション支援サービス「TeleAttend(テレアテンド)」を活用。また、描画にはLive2Dが開発している2Dイラストの立体表現技術「Live2D」を使用する。

ツアー実施期間は、2019年11月30日〜2020年1月31日。参加可能人数は20組40名。XR技術を活用した近江商人屋敷「外村繁邸」案内体験は、ツアー参加者以外でも無料で体験すること可能(入館料別途必要)。

報道資料より

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