大手旅行各社が店舗営業を再開へ、事前予約制やオンライン接客など、感染予防策の徹底で

大手旅行会社は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の全面解除を受け、店舗の営業を再開する。再開にあたっては「旅行業における新型コロナウイルス対応ガイドライン」に基づく感染予防対策を徹底する。

JTBは、6月1日から全国の店舗の営業を順次再開。当面の間は、事前の来客予約のみの対応とする。来店予約は6月1日以降に、各店舗のホームページで可能になる。

近畿日本ツーリスト首都圏(KNT首都圏)も6月1日から店舗営業の再開を決めた。全国の近畿日本ツーリストの店舗も順次、営業を再開する予定。再開にあたっては、「事前来店予約」をすすめていくほか、専用ブースでのテレビ電話を通じてオンラインで接客する「旅のコンシェルジュ」システムの活用を進めていく。

エイチ・アイ・エス(HIS)は、緊急事態宣言解除後も一部の営業所・部署での営業を継続し、感染状況に応じて順次対応する。来店窓口は各地域の主要店舗で、新規旅行相談や予約済みの旅行者対応を受け付ける。そのほかは、コールセンター、オンライン予約サポートセンターでの電話対応となる。

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