大阪でホテレスショー開催へ、緊急事態宣言解除後初の大型展示会、事前登録制の1時間1500人の制限で

日本能率協会(JMA)は2020年7月29日~31日の3日間、「第12回関西ホテル・レストラン・ショー」を開催する。外食や宿泊、レジャービジネスの活性化を目的とする「ホテレスショー」の関西版で、大阪での開催は15年ぶり。また、緊急事態宣言の解除後に実施する初の大規模展示会となる。

同イベントでは、2025年の大阪・関西万博に向け、大阪からMICE産業の再起動や経済活動の再活性化を目指す。当日は、業務用厨房関連からITシステム、衛生関連設備・備品等など、観光・宿泊・飲食業向けの製品・サービスを提供するセラーが出展。非接触型の体温測定器や食事の際にマスクを仮置きするための用紙など、With/Afterコロナ時代の製品、サービスなども紹介される。また、感染症対策や衛星管理などをテーマにした無料セミナーも開催する。

会場はインテックス大阪で、出展社数は100社・180ブース。3日間合計で8000名の来場を見込む。開催にあたっては、大阪観光局が大阪府と大阪市の合意のもと策定したMICE主催者向けのガイドラインに沿い、大阪観光局と自治体・所管官庁との連携と取りながら、感染症対策を行なう。

具体的には、会場の最大収容人数5000名を下回るよう、入退場管理を実施。来場は原則、ウェブ事前登録制とし、1時間約1500人の制限を設ける。また、大阪府の「コロナ追跡システム」の導入や、隔離室と常駐の看護師も用意する。

なお、JMAでは期間中、他の同時イベントも予定。合計491社830ブースが出展するイベントになるという。

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