長野県小諸市の「こもろ観光局」が観光客誘致と感染症対策を兼ね備えたキャンペーンを実施すると発表した。厚生労働省の接触アプリ「COCOA」をインストールしたうえで、小諸市に宿泊すると、地元の体験施設や飲食店などで使える1000円相当分の交換券を提供するもの。同観光局は「地域と旅行者が連携する感染症対策に取り組みたい」と意気込んでいる。
キャンペーン期間は10月1日から12月20日の宿泊分。期間中、1名5500円以上の対象施設の宿泊者に対し、旬を迎えるりんご狩りなどの体験施設、土産品店、飲食店で使える1000円相当の交換券をプレゼントする。利用者には、COCOAインストール(任意)のほか、マスク着用、健康チェックへの協力などを求める。