大分県・別府温泉が「おもてなし再開」キャンペーン、観光業9割の地域で市民出演のPR動画など

大分県別府市はこのほど、冬の別府温泉観光を促進するキャンペーン「別府温泉 おもてなし再開」をスタートした。長野恭紘市長をはじめ、観光施設スタッフ、市民が出演する16タイプのムービーを制作するとともに、特設ウェブサイトを公開。別府市は観光業が約9割を占めており、CMを起爆剤に誘致を図りたい考え。

CMはアミューズメントパークのアヒルに検温したり、12個入りの箱に6個だけ入れた“ソーシャルディスタンス饅頭”をアピールしたりと、明るくユーモラスな内容で新型コロナウイルス下での感染対策やおもてなしの気持ちを伝える内容。長野恭紘市長は「お客様の数を増やすというよりも、別府温泉のファンを作っていかなければならない。コロナ禍であればこそ、それを逆手に取った、新しいサービスやビジネスチャンスが生まれる可能性もある。いま、別府市はこの逆境をバネにして、チャンスと捉えている」などと述べている。


「別府温泉 おもてなし再開」ウェブサイト 

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