日本政府観光局(JNTO)によると、2020年9月の日本人出国者数(推計値)は、前年の175万人から大幅に減少し、前年比98.2%減の3万1600人となった。
航空データOAG社のデータで日本発の国際線実績をみると、国内主要6空港(成田、関空、羽田、福岡、名古屋、札幌)から出発した国際線は、便数で前年比87.4%減の2700便、提供座席数で87.7%減の60万9762席で、前月とほぼ同水準の推移となっている。
直近の日本人出国者数の月次推移は以下のとおり。
なお、米国ハワイ州では10月15日、ハワイ到着後の自己隔離を免除する新型コロナウイルスの 事前検査プログラムで、日本の厚労省が認可する核酸増幅検査(NAT)を承認した。アジアを中心とするビジネス往来に加え、レジャー目的の渡航も少しずつ再開への動きが始まっている。